石田ゆり子さんのような大人のボブヘアをオーダーされることはありませんか?今回は40代女性の支持率の高い石田ゆり子さんの髪型に注目していきたいと思います。石田ゆり子さんの髪型は大人のボブヘアです。そのボブカットの切り方のポイントをお伝えます。
明日から早速、お客様に提案することができ、カットの幅が広がるでしょう。
*動画のアウトラインの長さ設定の表記に誤りがあります。正しくは、下記の記事通りの長さ設定です。
STEP1「アウトラインをカット」
STEP2「段を入れる」
STEP3「コーナーチェック
アウトラインを作る上で大事なポイントは、下記の3つのポイントをしっかり測る事でアウトラインは完成します。
①SF(サイドフロント)
サイドのフロント側の髪の毛。前髪の隣の髪の毛。
②SB(サイドバック)
サイドのバック側の髪の毛。EPの髪の毛。
③BC(バックセンター)
バックのセンターの髪の毛。
*EP・・・耳後ろの付け根。
これらのポイントの長さをコピーして繋げば、アウトラインは完成します。
ボリュームは*RP(ルーツポイント)の位置で決まります、段がどこから入っているのかという事ですね。
このスタイルのRPの位置はスタイリングした状態で大体ノドの延長線上くらいです。
しっかりスタイルの毛を見て作っていきましょう。
RPを決めたらアウトラインと放射状スライスで繋いでいきます。
*RP・・・ルーツポイント。毛流れの分岐点のこと。頭頂部から指2〜3本分後ろにあることが多い。日本カットアカデミーが考案したポイント。
切り方の詳細は、RPC理論の全てというコンテンツで学べます。
最後に前髪を作って終わりです。前髪は流した状態で短い毛が眉上、長い毛が目にかからないくらいになるようにカットしてください。
長さ設定をするときはスタイリングした状態を想定してカットするようにしましょう。
芸能人の髪型のオーダー場合は、ほとんどのお客様がスマホの画像や切り抜き等を持ってきます。
そのような場面でも、押さえるべきポイントが分かっていれば即座に対応できます。
RPC理論という技法を元に、今回のレシピを紹介しています。
この理論でカットすれば、ベースカットのほとんどが簡単に15分ほど終了します。
あらゆるスタイルを自由自在に作れる理論、技術になります。「➤RPC理論の全て」でマスターできるように学べます。