原因は、縦スライスの角度をオンザベース以外でカットしているか、手順②のガイドライン(点)からカットができていないかが原因です。
まず、必ず切り終わりましたら下記の動画で解説しているチェックを行って下さい。チェックをすれば仕上がりは正しい仕上がりになります。
ネープを切り終えましたら、必ず下記の動画で解説しているチェックを行って下さい。
手順②の箇所は上の図のように、すべてが同じ長さでカットしています。
ところが、下記の写真の様に手順②③の箇所より手順⑤の箇所の長さの方が長い場合は、上から見ると②より⑤の方が長くなるようにカットされています。
なぜこのようになるかというと、⑤をカットするときに②(点)の切り口がそろう角度(オンザベース)で切れていないからです。
⑤を切るときにオンザベース(②の切り口がそろう角度)で切れていると下記の図のようになります。
⑤の縦スライスでカットした左右の長さが同じ長さになります。
ところが、⑤を切るときにオンザベース(②の切り口がそろう角度)ではない角度で切ってしまうと下記の図のようになります。
大抵の場合は、とかすときにフロント側に角度を押してしまいます。後ろに立ってカットしているので、後ろ側からコームでとかすからです。
そうすると、上記の図のように②のガイド(青色の箇所)より、⑤のカットした箇所(赤色の箇所)の方が長くなるのです。
そのため、オンザベースや②の切り口の合う角度で切ることを意識してカットすることが重要です。
切り口のそろう角度とは、下記の写真の右側のように②の箇所のカットラインがそろう角度のことを言います。
左のように切り口がそろっていない角度ではなく、切り口がそろう角度で切ります。(おおよそそろう角度で構いません)
また、カットラインを確認するときは下記の写真の右側のように、全体的に切り口のそろう角度でつながりを確認してください。
理由は、切り口のそろう角度がカットした角度だからです。カットしていない角度に引き出すと、左側のように切り口はそろいません。
切った角度でチェックすることで、正しいつながりを確認することができます。
切口のそろう角度については、下記の動画もを参考にしてください。
後ろのカットラインが前下がりになる方は、手順②の箇所が短くなっていることが原因です。
カットラインが前下がりになる方は、下記を参考にしてください。
②の長さをコームで計りながら切ることがポイントです。記事の一番下に動画がありますでので、そちらでご確認ください。