左右の長さが合わない理由は次の6つです。これらを1つ1つ確認しながら切ることで正確に切ることができます。
カットするときは、左の写真のように、中心が直角になる方向に引き出して、切り口がスクエア(四角)になるようにカットします。
真ん中の写真と右の写真のように、中心が斜めになると左右の長さが合わなくなります。
指は引き出したパネル(髪)に対して垂直に入れてカットします。指が真ん中や右の写真のように斜めに入ると、はさみも斜めに置かれるため、左右の長さが合わなくなります。
ハサミも指と同様にパネルに対して垂直に入れてカットします。真ん中や右の写真の様に、斜めにハサミが入ると、左右の長さは合わなくなります。
それぞれのブロッキングやセクションごとの、一番最初のガイドとなる1スライス目の左右の長さを必ず確認してから進めていくようにします。
最初の長さの左右が異なるまま進むと、全体の長さが合わなくなるからです。
続きをカットしていく際に、すでにカットし終わった端の髪(点)からカットするようにします。
下記の図の✖のように点を切ると長さは短くなります。必ず、一番端の髪からつなぐようにしましょう。
角度が低いと長さが長くなり、角度が高いと長さが短くなります。左右の角度は同じ角度で切るようにします。
45度なら45度と角度を決めて、慣れるまでは、毎回横からのぞき込んで角度が良いかどうかを1スライスごとに確認してから切るようにします。
また、はさみを入れようとすると、その瞬間に角度が下がる方もいますので、角度を決めたら、左手(パネルを持つ手)は動かさないようにしてカットしてください。